先日イケアでキッチンキャビネットを買ってきました
ワークトップのみ後日納品という事で二週間後に引き取りに
ちなみに後日納品の商品は支払いも後日になるので店舗に行かないと配送すらしてもらえません…
というわけで
キッチンキャビネットがすべて揃ったので実際に組み立て作業の流れを説明していきます
今回組み立てに使った工具
- インパクトドライバー
- インパクト用ビット(プラスビット・穴あけビット)
- ラチェットドライバー(プラス・マイナス)
- メジャー
- ハンマー
これだけで充分でした
イケアキッチンキャビネット組み立て
ベースキャビネット
まずはしっかりと作業場所の確保をしましょう
梱包から出しただけでも
ダンボールでかなり圧迫されて
部分部分組み立てるので仮置きスペースが結構必要です
最初にベースキャビネットを組み立てていきます
ダボとネジを説明書通りに入れたら
横板を両側はめていきます
背面の板を入れてトップと背面に金具を設置します
脚を付ければベースキャビネットは完成です
ベースキャビネットを作ったら壁に固定していきます
壁に固定する金具は付属のものに等間隔で穴が開いているので
壁の柱の位置の穴にビスを打って固定
そこにキャビネットをひっかける形で壁に固定します
壁の柱位置を確認する方法は
こちらの記事を見てみてください
壁にベースキャビネットを取り付けた所
引き出し
次に引き出しを付けていきます
まずすべての引き出しの扉や前板と引き出しを作って
それからレールを作っていきました
キャビネットの時もそうでしたが
何度も作っていると慣れてどんどん早くなってくるので
同じ作業を続けてやった方が早いです
引き出しを組み立てる時に
扉の位置は何段目に付けるかによって変わってくるので
説明書をよく読んで作業してください
引き出しを組み立てたらレールを付けていきます
レールの取り付けは
その都度引き出しを付けていくよりも
一気にレールだけ付けていく方が楽ですが
位置がずれたりして後々直すのはめんどくさいので
一つ一つ取り付けて位置を確認しながら
下から付けていきました
元々穴が開いていて
そこにビスで固定していくだけなので
水平を測る必要もないし
位置さえ間違わなければ簡単なので
今付けている引き出しのレール位置は
しっかりと確認しながら取り付けてってください
しかし途中から気にはなっていたんですが
奥行60っていっても
引き出しの後ろ空きすぎじゃない…?
中引き出しがつくとその分後ろに下がるので
それを考慮したうえで後ろが空いているんでしょうね
企画もので大量生産だと
やっぱどんなケースでも同じ引き出しが使えるような作りになるから
こういったところはギリギリまでスペースを使えないんでしょうね
ちなみに中引き出しも普通の引き出しも
前扉とレールの取り付け位置が違うだけで
引き出し自体は同じものです
ちなみに下の写真は普通の引き出し
この下の写真が
左は中引き出し右が普通の引き出しです
後ろの隙間はわかりずらいですが
引き出し自体は企画が全く同じです
これで引き出し部分が完成
ワークトップ
ここまでくればもう完成間近です
ワークトップを乗せると重たくなるのでキャビネットの位置は
乗せる前にしっかりと合わせておいてください
ワークトップを乗せて壁にしっかり寄せたら
キャビネットのトップについていた金具とワークトップをビスで止めていきます
このときワークトップがビスで押されて浮いたりしてズレることがあるので
壁に押し付けつつ浮かないように抑えながらビスを打ってください
取り付けてから気づいたんですけど
引き出しより先にワークトップのがいいかもしれない
ワークトップの壁側のビスを打つときに
一回上の引き出しを外して覗き込んでビス打ったんですが
狭すぎてものすごく作業しにくかった
そんなわけで完成です
というか取っ手はまだですが後日にしよう
これでも不安がある場合はキャビネット同士をビスで直接固定すれば
より安定しますね
ほとんど組み立て中に使うのはドライバー関係のみです
今回はハンマーはダボを入れる時
メジャーは壁固定用の金具の位置を合わせるのに使いました
穴あけは取っ手を付ける時に使います
そのほかはドライバーでいけます
それと イケアの家具を組み立てたことがある人は知ってると思いますが
イケアのネジは普通のプラスではないです
blog.mpee.net
イケアのプラスネジは、プラスネジではありますが、厳密にはプラスネジではありません。
えっ?
という感じなんですが、正解は
IKEA イケア組み立て家具の多くのネジは日本で一般的なプラスビットではなくポジドライブという規格が多く使用されています。
はい。プラスビットとはいわゆる普通の+のネジのことです。
簡単に説明しますと
1.アメリカではマイナスネジが多く普及している。
2.十文字のネジはフィリップス社が特許を持っていたため普及が遅れた。
3.イギリスではポジドライブというフィリップス社とは互換性のない十文字ネジが普及。
4.日本のJIS規格のプラスねじはシンプルな十文字型。
だいたいこんな感じでイメージしてください。
さて、フィリップスとポジドライブは規格が違いますので、日本で普通に売っているドライバなどで締め付けるとドライバーが浮き上がろうとする現象が起きます。
これをカムアウトと呼びますが、本来は締め過ぎの防止だったようです。
リンクの写真を見てもらえばわかると思いますが
特殊な形になっていますよね
特にインパクトで思いっきり締めようとすると
最後になんかドライバーが浮いたような感覚がして
ヤバい・・・ネジなめたかも・・・って思います
なので電動とはいえゆっくり締めていきましょう
俺はポジドライブ用を買うのもめんどくさいので
いつもプラスのビットでインパクトドライバー使って締めています
関連